英国は雨のイメージ? では雨雲を着こなしてみましょう ベントレー・ニンバス・コレクション
雨雲がテーマの限定モデル「ニンバス・コレクション」
限定車のモデル名は、英語で「雨雲」を意味するニンバス(NIMBUS)にインスピレーションを受けて開発されたことによる。 【写真】ベントレー・ベンテイガ・アズール・ニンバス・コレクション イベントの様子をみる (25枚) 製作はベントレー社のコーチビルダー部門であるマリナーで、これまでに培った最高のクラフツマンシップ技術を駆使して仕上げられた。 エクステリアカラーは雨雲をイメージしたニンバスに相応しい特別カラーであるクラウドグレーを採用。アクセントとしてベルーガのピンストライプが施される。Cピラーには「ニンバス・コレクション」のオーナメントが追加され、特別な存在を主張する。 リアスポイラーもボディ同色のクラウドグレーで仕上げられ、後端にはカーボンパネルが組み合わせられ、シックなカラーの中にスポーティさを表現している。 ホイールは22インチ10本スポークのアズール用だが、スポーク部分はボディカラーと同じクラウドグレーとブラックを用いてシックなイメージで統一されている。 ニンバス・コレクションのパワートレインは、ベースとなったアズールに準じる。550psを発揮するDOHC3996cc V8ツインターボ・エンジンに、8速ATを組み合わせたAWDという構成に変わりはない。
インテリアも特別仕立て
ニンバス・コレクションのインテリアは、チャコールをメインハイドとした特注のインテリアカラー・スプリットを採用。チャコールはダッシュ下側とグラブハンドル、ステアリングホイール6時の位置のスポークに配され外装色との統一感を高めている。 前後シートのバックレスト上部にはオディシアン・スタイルのレザーステッチが施され、チャコール/ストラトス/マリナーホワイトの3色で構成される凝ったデザインが特徴だ。バックレストの中央にはマリナーホワイトでコントラスト刺繍されたベントレー・ウイングエンブレムが存在感を放つ。 更にステアリングホイールとセンターコンソールのアクセントタブは、マリナーホワイト仕上げとされ、インテリアにメリハリを与えている。 ダッシュボードのウッドパネルは、特別な幾何学模様とマリナーのロゴを配したデザインのグランドブラック仕様を採用。ラッカーの使用量が90%少ないサステナビリティに配慮した工法で作られているのが特徴だ。 車両本体価格は3500万円と発表された。前述のように10台限定生産で既に契約が入っているそうだが、2月20日現在でまだオーダーが可能だという。