ラムズデール退団はやむなしか 指揮官は否定せず「誰も出ていかないと保証することはできない」
苦悩のシーズンを送る“前”守護神
難敵ルートン・タウンとの壮絶な打ち合いを制し、劇的な展開で勝ち点3を手に入れたアーセナル。この勝利でプレミアリーグ首位を堅持。昨季と比べ得点力が低下したとの声が一部ではあるものの、ここまでの失点数「14」はリヴァプールと並んでリーグ最少の数字だ。 しかし、現在アーセナルのゴールマウスを守っているのは、昨季終盤までマンチェスター・シティと優勝争いを演じた立役者アーロン・ラムズデールではなく、今夏ブレントフォードからレンタルで加入したダビド・ラジャだ。 ラジャの加入によってラムズデールの出場機会は一気に減少。11月26日に行われたラジャの保有元であるブレントフォードとの試合では、ラムズデールにチャンスが回ってきたものの、致命的なミスでチームを危険にさらして批判を浴びた。 イングランドではラムズデール移籍についての噂、とりわけニューカッスルへの移籍が報じられている。指揮官のアルテタは「アーロンと一緒にいたい」と前置きしたうえで、退団の可能性については完全には否定しなかった。英メディア『Daily Mail』が伝えている。 「1月に誰も出ていかないと保証することはできない。ニューカッスルでも他のクラブでもね」 昨季は、多くのビッグセーブを見せ、ファンからも愛されているラムズデールだが、アーセナル退団は既定路線なのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部