キノコの食中毒防止 勉強会・鑑別相談所が始まる 長野県松本市
キノコの食中毒防止を図る勉強会・鑑別相談所が24日、長野県松本市島立の県松本合同庁舎で始まった。10月末までの火・木曜日午後2時に開催する。県は、判断の付かないキノコを食べないように注意を呼び掛けている。 きのこ衛生指導員が、持ち込まれたキノコを「食用」、食べられるが美味ではない「不食」、「有毒」の3種類に分けている。初日は、食用としてシャカシメジ、タマゴタケが集まり、それぞれ持ち込んだ人が説明を受けた。 県松本保健所と松本市保健所が主催する取り組み。勉強会ではきのこ衛生指導員が図鑑を示しながら見分け方を説明。「興味本位で食べないほうがいい」と注意を促した。 県は20日から10月19日までをきのこ中毒予防月間としている。県松本保健所食品・生活衛生課は「『知らないキノコは採らない、食べない、売らない、あげない』を徹底してほしい」と呼び掛けている。
市民タイムス