従業員の”手取り増やしたい”声受け長時間労働容認 警備会社を労働基準法違反で書類送検【佐賀県】
サガテレビ
従業員に月に100時間以上の時間外労働をさせたとして、県内の警備会社と社長が労働基準法違反の疑いで書類送検されました。 書類送検されたのは、佐賀市の警備会社と社長の男性です。 この会社は、今年4月21日から5月20日までの間、従業員8人に対して、建物の警備や交通整理など月100時間を超える時間外労働をさせたということです。 佐賀労働局によりますと、従業員は手取りを増やすため長時間の労働を望んでいて、会社側は「従業員に辞められると困るため容認していた」と話しているということです。 中には月に141時間を超えて働く従業員もいましたが、現時点で心身の疾患を訴える人はいないということです。
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