デ・ヨングの代理人がサウジアラビアへの移籍に関する報道を一蹴「完全にナンセンス」
バルセロナのフレンキー・デ・ヨングの代理人が、サウジアラビアへの移籍に関する報道を一蹴し、バルセロナでの成功に完全に集中していると述べている。『ESPN』が伝えた。 現在27歳のデ・ヨングは、母国オランダのヴィレムⅡでトップチームデビューを果たすと、ヨング・アヤックスを経由してアヤックスに加入。2018-19シーズンには22年ぶりとなるチャンピオンズリーグ準決勝進出に大きく貢献し、一気に評価を上げることになった。そして、2019年にはバルセロナへ加入。主力としてチームをけん引していたが、近年は怪我に悩まされていることもあり、出場機会が減っている状況にある。 そんな状況の中、スペインメディアは最近、デ・ヨングの代理人であるアリ・ドゥルスン氏が複数のサウジアラビアのクラブと協議を持ったと報道。これにより移籍の可能性が取り沙汰されることになったが、ドゥルスン氏は『デ・テレグラフ』のインタビューでその噂を一蹴している。 「サウジアラビアへの移籍の可能性についての話は完全にナンセンスだ。それらはフレンキーの本当の野心、愛するクラブで、居心地の良いバルサで輝くことから注意をそらすだけだ。両者はお互いに満足しており、もしかしたら、もっと長く一緒にいられるかもしれない...」 『ESPN』によると、バルセロナのハンジ・フリック監督はデ・ヨングについて「今、彼は必要な自信を取り戻さなければならない。我々がそれを与えなければね。彼にとってプレーすることが重要だと言うのは分かっている。現時点では、私たちは一試合一試合、一歩一歩見ている。その時点で最高のチームで戦いたいと考えている。これが、おそらく彼が望む出場時間、私たちが望む出場時間を得られていない理由かもしれません」と主張。その上で、「彼は必ず戻ってくる。それを100%確信しているが、時間がかかるんだ」と説明していたようだ。