【ハイライト動画あり】明治安田、四国銀行を2安打に抑えて42年ぶりの準々決勝進出。都市対抗野球
2週目に突入した「第95回都市対抗野球大会」。7月26日(金)の8日目、第3試合は1回戦でヤマハ(浜松市)にコールド勝ちした明治安田(東京都/東京第2代表)と、東邦ガス(名古屋市)に勝利した四国銀行(高知市/四国代表)が対戦した。 【ハイライト動画】2回戦 四国銀行 vs. 明治安田|明治安田、相手打線を2安打に抑え準々決勝進出
1回裏に明治安田はHondaからの補強選手である鈴木薫が、今大会初となる先頭打者本塁打を放って1点を先制。2回裏には一死1塁から伊藤智也が右中間を破るタイムリー3塁打を放ち、さらに四国銀行・先発の田井惣士のボークで2点目を追加した。6回裏には二死1・3塁の場面で、伊藤智也がダメ押し点となるタイムリー2塁打を放った。
4回までノーヒットの四国銀行は、5回表に「高知のドカベン」の異名を持つキャプテン南武志がチーム初安打となるソロ本塁打を放ってようやく1点を返した。しかし、その後も安打は6回表の大北海斗が放った1本のみ。わずか2安打と打線が機能せず、14年ぶりとなる準々決勝進出を逃した。
明治安田は、先発の松下瑛亮が6回を投げて被安打2、1失点と好投。その後は小玉和樹、中尾剛が四国銀行打線をノーヒットに抑え、最後は最速154キロ右腕の中崎響介が1イニングをパーフェクトに抑えた。チームは初出場で準決勝まで進んだ第53回大会(1982年)以来、42年ぶりとなるベスト8入り。準々決勝では、同じ東京都代表の東京ガスとベスト4の座を争う。
◆試合結果 四国銀行|0 0 0 0 1 0 0 0 0|1 明治安田|1 2 0 0 0 1 0 0 X|4 ◆投手 四国銀行 田井惣士、佐田涼介、田中大成、川合慎磨、菊池大樹 明治安田 松下瑛亮、小玉和樹、中尾剛、中崎響介 ◆本塁打 ・四国銀行:南武志(5回ソロ) ・明治安田:鈴木薫(1回ソロ) 文:大久保泰伸
大久保泰伸