小泉八雲・縁の料理第3弾はクリスマスメニュー 高校生も参加して古の味を現代風アレンジ(島根・松江市)
山陰中央テレビ
新たなグルメの誕生です。ドラマ化決定で注目されている松江ゆかりの文豪、小泉八雲とセツ夫妻。2人が好んだ味をもとに創作された料理の第3弾がお披露目されました。今回はこの時期らしいメニューです。 11月14日に松江市のホテルでお披露目されたのが…。 坂西美香アナウンサー: 「ふわっとふくらんだチキンパイにオクラがたっぷり入ったスープなど小泉八雲縁の料理第3弾は八雲の本をもとに作られた、クリスマスのコース料理です」 新作メニュー「ラフカディオ・ハーンのクレオール“クリスマス”」。肉や魚など見た目も華やか、クリスマスムードいっぱいの皿が並びます。小泉八雲・セツ夫妻ゆかりの創作料理、第3弾は、八雲が料理本を出版したアメリカ・ニューオリンズ地方の「クレオール料理」のレシピを、現代風にアレンジしました。 サンラポーむらくも・照沼英則総料理長: 「もちろん私料理人なので、(料理本を)6回繰り返し読みました。6回繰り返し読んで、たぶん八雲先生はこういうイメージで料理を作ったのではというイメージをさせながら作った」 こちらは七面鳥のセイヴオリーゼリー。牛肉からとったゼラチンに七面鳥やベーコン、しいたけにんじんなど、彩りも香りも豊かな一品です。 坂西美香アナウンサー: 「口当たりはすごくなめらかです。牛肉のうまみもしっかり感じますし、お野菜などもたっぷり入っているので、食べ応えがあります。香草も使われているので、後味はすごくさっぱりしています」 また、こちらはメイン料理、「王妃風チキンパイ」。サクッとしたパイ生地の中に…ベシャメールソース、チキンやまいたけ、ボイルエッグなど具だくさんです。 小泉凡さん: 「とにかくおいしかったです。こんなにも(レシピ本に)多様な料理の作り方が紹介されているというのも、改めて感慨深く思いました」 料理に添えられたパンは、大田市の邇摩高校の生徒の手作りです。 邇摩高校・和上来実さん: 「私たち生徒2人が朝から仕込んで焼いたので、とてもおいしく出来上がっていると思います」 八雲とセツゆかりのクリスマスメニューは12月1日から松江市のサンラポーむらくもで提供されます。
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