セクハラ行為が発覚した金子俊平氏 地元高山市の後援会が解散 岐阜4区
10月の衆議院選挙に岐阜4区から立候補して落選し、選挙期間中に運動員の女性へのセクハラ行為が発覚した金子俊平前衆議院議員の地元後援会は5日、解散することを明らかにしました。 解散を発表したのは金子氏の地元、高山市の後援会「高山金子会」です。 金子氏は、衆院選の選挙期間中に、選挙カーの車内で運動員の女性にセクハラ行為をしたと報じられ、「相手の方を深く傷つけたことを反省し、心からのお詫びを申し上げる」などとコメントを発表しました。 こうした事態に後援会には支援者らから不満や不安の声が相次ぎ、後援会では今後の活動についての検討に入っていました。 4区には各地に金子会があり、その中心である高山金子会が解散を表明したことで、他の金子会の存続にも影響が出るとみられています。 取材に応じた後援会幹部は「六十数年に渡って積み上げてきたものが一夜にして瓦解してしまった。長年、支援していただいてきた方に誠に申し訳ない」と話していました。 また後援会では、自民党県連から確認があった金子氏の4区支部長について、返上したい旨の返答したことも明らかにしました。