「正しい水の飲み方」って知ってる?飲むタイミングや意識したいことをヘルスコーチが伝授
「体内の水分量が少ないことによる長期的影響は便秘や過食、臓器の問題に発展することもあるので、水分補給を見直すことで心身ともに変化する可能性があります」とヘルスコーチのAYUMIさん。今回は、水分補給について教えてもらった。 【写真】韓国スターも愛飲する「アイドル水」を3カ月飲み続けてみた! (「」内、AYUMIさん) 「人間の体は約60%が*水分で構成されています。水は、細胞への栄養素の供給や老廃物の除去、関節や臓器の保護、体温の維持、脱水症状の予防など重要な役割を果たしています」
水はどれくらい飲めばいい?
「飲むべき水の量は、運動量や気温などの天候、その時の健康状態、身長と体重、性別、年齢など様々な要因により変わります。厚生労働省では、水を飲む量は成人が1日に必要とする水分量は2.5Lと推奨されていますが、適切に摂取できている人は少ないです。水分は、単に水の摂取だけでなく、新鮮な果物や野菜を食べることからも摂取できるので、水だけで2リットルという考えだけでなく、食事からも摂取するという概念を持つようにしましょう。また水分量は男性、女性、妊娠中、授乳中の女性では推奨する摂取量が増えるなど状況、個人により変わるということをお忘れなく」
ポイントは、10分に1回を目安に水を飲むこと!
「多くの人は“喉が渇いた”と意識してから水分補給をしようと思いますが、その状態は既に軽度の脱水症状です。喉が渇いたと感じる前に、常に体内に水分を補給する癖をつけることで脱水症状を緩和することができます。体内に常に水分を補給し続ける、という意味では10分~20分に一度、水分を口に含む『ゴクン飲み』をオススメします。自然のこのような水分補給ができるようになると、体が適切にお腹が空いたタイミングが分かるようになり、食べ過ぎを防ぐことにもつながります。1日を通して2リットル飲まないと! と量で考えるよりも、こまめに体に水分を補給し続けることの方が摂取しやすいです。一気に水を飲みほすのではなく、口に含む程度で構いません。気温が高い日はもちろんですが、冷房や暖房の効いた室内も乾燥しています。常に体を潤すことでエネルギー状態を維持し、疲れにくく1日を過ごすことができるようになりますよ」