【若さと健康の知恵袋/クロロゲン酸】更年期世代の冷えやカサつきに。冷えにより低下した血流を改善し、全身の肌の水分量を高める、花王の独自成分
クロロゲン酸を継続してとると、頰や口元、脚のすねなど、全身のカサつきが改善
そしてもうひとつの効果が、肌の水分量を高める効果だ。 花王が、クロロゲン酸を肌の乾燥が気になる健常女性104名に対して、8週間行った実験によると、コーヒー豆由来のクロロゲン酸類を1日に300mgとった群は、クロロゲン酸をとっていない群に比べて、肌の水分量が増加し、頰や口元、すねなど、全身のカサつきが改善したことが判明(以下のグラフ参照)。
・被験者:肌の乾燥が気になる健常女性104名。コーヒー豆由来クロロゲン酸類を含む群(n=50)、コーヒー豆由来クロロゲン酸類を含まない群(n=54) 試験期間:2016年12月~2017年1月実施。 ・コーヒー豆由来クロロゲン酸類300mg/日を、8週間連続摂取(対照群は0mg/日)。摂取前、摂取4週および8週目にCorneometerを用いて角層水分量を測定。 ・**p<0.01(対照群との比較) ・皮膚の科学,16:347-355,2017より作図:研究レビューの対象となった論文のうち、代表的な1報を事例として提示している。 40代、50代になると肌の水分量は減少しやすくなり、特に冬は、頰や口元、すねなどのカサつきが気になるという人は多いと思う。クロロゲン酸は、肌の潤いを保つための頼もしい味方!そのほか、クロロゲン酸は、ストレスの緩和や、睡眠の質の改善効果も期待できるという研究結果もあるそう。これも、日々ストレスや睡眠に悩むことの多い更年期世代にはうれしい。
クロロゲン酸が手軽にとれるタブレットとドリンク
そんなクロロゲン酸だが、効果が期待できる量とされる270mgを毎日の食事で補おうとすると、りんごなら10個、ブロッコリーなら2本を食べる必要があり、現実的には困難。 そこで花王では、2015年にクロロゲン酸を手軽にとれる飲料を販売開始。2021年には持ち運びに便利なタブレットも発売し、ライフスタイルに合わせて選べる2タイプの展開をしている。それが、「ソフィーナ iP クロロゲン酸 タブレット」と「ソフィーナ iP クロロゲン酸 飲料W」。 ともにコーヒー豆由来のクロロゲン酸を配合し、気温や室温が低いときなどの冷えにより低下した血流(末梢血流)の改善や、肌の水分量を高める機能を持つ機能性表示食品だ。