横柄な弟から渡された大地主の父の遺産「2,000万円ぽっち」→「明らかに足りない」…母と姉で企てた、遺言で明かされる〈強烈な仕返し〉【元メガ・大手地銀の銀行員が解説】
まとめ:相手が悪いとは限らない!家族と話し合って決めよう
・相続対策は自分がすべてを決めるものではなく、家族や親族の意見も聞くことが必要であること ・言葉に出さないだけで、内心「負の感情」を抱いていることもあること ・「男性」であるから当然に承継する(あるいは「承継できる」)、というものではないこと ・50代の承継においては仕事が繁忙であり、細かい点(特に利害関係者の心境)で疎かになりがちであること ・自分にとって不利益な点については、すべて相手に問題があるとの先入観をもってしまうこと ・特に後継者や当主と目されると周囲の関係先(銀行や不動産業者など)が自分のことばかりを立てるようになり、謙虚さを失いかねないこと ・円滑に行うためには細部にも意識をしながら謙虚な態度で俯瞰して承継の対応を進めること 以上のポイントを押さえることが重要である。 小俣 年穂 ティー・コンサル株式会社 代表取締役 <保有資格> 不動産鑑定士 一級ファイナンシャル・プランニング技能士 宅地建物取引士
小俣 年穂