「おはら祭に参加認められないのは不当」旧統一教会側の審査請求、鹿児島市が却下…「行政庁の処分」対象外
「おはら祭」への参加が認められなかったのは不当として、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)鹿児島家庭教会が、行政不服審査法に基づき、鹿児島市に提出した審査請求書について、同市が請求を却下したことが31日、わかった。 【写真】多くの団体が参加した「おはら祭」総踊り(2023年11月3日、鹿児島市で)
同教会によると、裁決書は10月30日付。書面では「参加拒否は、鹿児島市も構成員として参加するおはら祭振興会が行ったものであり、鹿児島市が行ったものではない」などとして、行政不服審査法の審査対象となる「行政庁の処分」にはあたらないとしている。
同教会の担当者は「我々としても、これ以上声を上げることはできない。参加したいという思いが認められず残念」と話した。