G7諸国は債務高止まりの見通し、高金利で財政一段と逼迫-スコープ
(ブルームバーグ): 主要7カ国(G7)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後に続いている高金利環境によって、財政が一段と逼迫(ひっぱく)しつつある。スコープ・レーティングスが4日発表のリポートで警告した。
スコープは米国をはじめとするG7諸国は借り入れ拡大の傾向に戻っており、これを反転させるのは難しいとの見方を示している。
アナリストのデニス・シェン氏は「金利高止まりへの見通しの変化が状況を変えた」と指摘、「債務残高の対国内総生産(GDP)比の上昇は、長期的な債務の持続可能性に疑問を投げ掛けるだけでなく、政府の短期的な予算の余力も制限する」と続けた。
原題:Debt Mountains of G-7 Will Mean High-Rate Headaches, Scope Says
(抜粋)
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Craig Stirling