春高バレー白熱の3回戦 男子・東北&女子・古川学園〈宮城〉
仙台放送
熱戦が繰り広げられている春高バレー3日目は、宮城代表の男子・東北と女子・古川学園がそれぞれ3回戦に臨みました。 ベスト8進出をかけて兵庫代表の市立尼崎と対戦した東北は第1セット、1年生ながらチーム最長身、190センチの山村がブロックで攻撃をシャットアウト。さらにサーブでポイントを奪う活躍でチームをリズムに乗せます。その後も得点を積み重ねて試合を優位に進め第1セットを先取します。 2セット目を落として迎えた勝負の最終セットは、多彩な攻撃を発揮。序盤は点の取り合いとなります。しかし中盤以降は攻撃が噛み合わず連続失点する場面が目立ちます。 流れを失った東北は悔しい逆転負け。3年連続で3回戦敗退となりました。 瀬川桜輝主将(3年) 「もっとこのチームと一緒にやりたかった。1、2年生にはいい選手や持ち味のある選手がそろっているので、来年は自分たちの結果を超えられるように頑張ってもらいたい」 一方、女子代表の古川学園は、3回戦で東京代表の強豪・共栄学園と対戦しました。 第1セット、エースの三浦や、同じく2年生、中山のスパイクで粘りを見せる古川学園。しかし、ロンドンオリンピック銅メダルの大友愛さんを母に持ち、世代NO1とも呼ばれる共栄のエース・秋本を止められず、第1セットを落とします。 2年ぶりの春高制覇へあとがない第2セット、共栄の勢いを止められません。秋本のブロックを皮切りに7連続失点すると、最後まで流れを引き寄せることができず、3回戦で敗退。2年ぶりの春高制覇とはなりませんでした。 音川南季主将(3年) 「支えてくれているみんな、親に楽しんでいるプレーを見ることができたのか不安だったけど、全て出し尽くしたので満足」 工藤光莉選手(1年) 「3年生のために結果を残せなかったので、その思いを引き継いで来年は必ず日本一を取ります」
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