排気量125cc以下の「新基準原付」 税制でも「50cc原付」とみなす 自民党・公明党で合意
例えば、バイクの駐車スペースに悩む都市部では、駐輪場の利用が「排気量50cc以下」と限定されている場合があります。 新宿区の駐車場施策担当者は、こう話していました。 「駐輪場は自転車が止めるためにあり、今でも多くの利用がある。限られたスペースなので新基準原付ができても、50cc以下の原付がすぐになくなるわけではないので、新基準原付を受け入れることは考えていない」 新基準原付は、国土交通省が最高出力を4kW以下の抑えることを含む車両基準です。警察庁が原付免許で運転できることを含む運転方法で、それぞれ原付とすることを明らかにしました。 与党税制調査会で原付とすることで、それぞれの地方自治体でも新基準原付が「原付」扱いとなり、各種の施策が進むことが求められます。
中島みなみ