FC東京のD・オリヴェイラが現役引退を決断「来季も一緒に戦おうと声をかけてもらいましたが…」 柏時代も含め日本で9年間プレー
FC東京は28日、ディエゴ・オリヴェイラが今季限りで現役を引退することを発表した。 【最新】J1リーグ順位表 | FC東京の順位は? 母国ブラジルのクラブを中心にキャリアを積んでいたD・オリヴェイラは、2016年に柏レイソルに加入。その後、1年間の期限付き移籍期間を経て、2019年にFC東京に完全移籍を果たすと、期限付きで加入していた期間も含め、7シーズンも同クラブでプレー。2019シーズンには明治安田J1リーグで33試合14ゴールを記録し、Jリーグ・ベストイレブンにも選出された。34歳を迎えた今季もここまでリーグ戦では30試合に出場し、6ゴールを記録していた。 キャリア通算では、J1リーグ通算278試合91ゴール、YBCルヴァンカップ通算31試合9ゴール、天皇杯通算10試合6ゴール、ACL通算4試合1ゴールを記録している。 現役生活に終止符を打つ決断を下したD・オリヴェイラは、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「今シーズンをもって引退することを決断しました」 「この決断は、自分のなかでも何度も考え、戸惑いもあり非常に難しいものでした。 クラブからも慰留していただき、来シーズンも一緒に戦おうという声をかけてもらいました。ただ自分自身で考えたことも含めて、家族と色々な話をして決めましたので、この決断は正しかったと自分のなかで感じています」 「日本に来て、柏レイソルでプレーをさせていただき、東京に来ました。そして本当にたくさんのみなさまにお世話になりました。いつもみなさんは自分に温かく接してくれて、どんな時もリスペクトをしてくれたことに感謝しています。チーム関係者のみなさん、監督、選手、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。色々なことを学び、成長できたことはみなさんのお陰です」 「残念ながら引退はしますが、この大好きなクラブで引退できるということは、自分自身とても幸せなことだと思っています。私の人生において忘れることのできない経験、そしてチームだと思っています。まだ2試合あります。短い時間になってしまいますが、自分も悔いのないように精一杯試合に臨んでいきたいと思っていますし、この2試合でファン・サポーターのみなさんにたくさんの喜びやエネルギーを伝えられるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」