LUNA SEA、「愛を深めながら燃えた」41本にわたる最大規模ツアーの締め括り
LUNA SEAメンバーの熱いMC
真矢「本当にみんなこのツアーどうもありがとう! 最初はこれだけ多くのツアーをやって本当にまわりきれるのかな?とかいろいろ考えたんだけど……でもね、まわりきれたことが嬉しいんじゃなくて、全箇所みんながいてくれたことが本当に嬉しくて、俺たち5人の最高の誇りです! 今日の1曲目からみんなが格好良すぎてさ、マジで感動してさ、本当に……いや、本当に泣けてくるよ! マジでありがとう! いろいろ協力してくれる人がいてさ、神奈川県秦野市の駅メロの署名活動をしてくれる仲間とかもいて! どうかその仲間を、そして、俺たちを応援してあげて下さい! 神奈川県をLUNA SEAで染めようぜ! で、来年の2月は東京を、そして、日本をLUNA SEAで染めようぜ! みんなついてきてくれるよな! みんなは俺たちの誇りです。ありがとう!」 J「全国ツアーファイナル、ここまで来ました。改めてみんなに感謝したいと思います。どうもありがとう。そして、今日この会場に来れなかったみんな。全国に「今、ライブやってんだろうな」と思っている奴らがたくさんいると思うんでね、Jが、LUNA SEAのメンバーがお礼を言っていたってみんなが伝えてくれ! 頼むぜ! この35周年ツアーで1ヶ所1ヶ所、自分たちが創った曲をまた改めてこうやって演奏して、一緒に燃え上がれるっていうのは……本当に俺たちしあわせだなと思ってます。1本1本、景色が全然違って。1本1本、学ぶことがたくさんあって。刺激いっぱいのツアーが今日でファイナルを迎えると思うと、寂しい想いと、たくさんの感謝と、いろんな感情が渦巻いて上手く言葉にできませんが……本当にどうもありがとう!」 INORAN「神奈川の相模大野から始まって、またファイナルで神奈川に戻ってきて。僕ら神奈川出身ってわけではないですけど(客席からどよめき)。間違えた(笑)! ごめんごめん! 考えながらしゃべってるから!(消えないどよめきに対して)うるせーよ!(会場中爆笑)毎週のようにライブしてきて、来年の2月までこのメンバーとドームまで会えないのは本当に寂しい! 今回のツアーで季節を3つ越えました。いろんな場所に行ったりとか、何年ぶりの場所とかでもやりましたけど、何をしたかじゃなくて……誰と居たかなんだよ。このメンバーと、ツアーを全部支えてくれたスタッフも4,50人いるんだよ。そして、おまえらもいるんだよ。心から感謝を申し上げます! どうもありがとう! そして、東京ドーム、誰と居たいか? 俺はおまえらと居たいからさ! 絶対来いよなぁ!」 SUGIZO「正真正銘の故郷、神奈川のみんな。今日は最高ですね。神奈川を背負って立つバンド、LUNA SEAです。神奈川の誇りを背負って、グランドファイナル・東京ドーム。全員の顔が見たいから、全員の顔を覚えて帰るから、グランドファイナルまで一緒に旅を続けてください。とりあえず今日【EPISODE 3】は終わるけど、俺たちの旅は来年の2月まで続くので、このストーリーの続きを一緒に体験しましょう。毎回言っていますが、このLUNACY【黒服限定GIG】のときに「この苦しみをくれてやる この悲しみをくれてやる」と歌っていますが、その心は「この喜びをくれてやる この幸せをくれてやる」と言い聞かせて頂き、引き続きLUNA SEAを末永くよろしくお願いします。どうもありがとう、神奈川のみんな、心から愛してます!」 そんなメンバーひとりひとりのメッセージを受け、RYUICHIが「愛してるよー!」と叫べばライブはクライマックスへ。「神奈川県、全員でかかってこい! かかってこい! かかってこーい!」と「WISH」でこの日最もホープフルな世界を創造すれば、会場は満面の笑みではしゃぎまわるSLAVEの姿とシンガロングで埋め尽くされる。そして、メンバー5人並んで感謝の言葉を告げて締め括ろうとすると、すかさず「アンコール!」と叫ぶ声が客席から響き渡り、その場でもう1曲だけ最後に披露することを決めるLUNA SEA。そのナンバーは、記念すべき1stアルバムのオープニングを飾った「FATE」。まるでここからまた新しいストーリーが始まるような開放感と突進力に溢れた音楽でもって、41本にわたる長きツアーを締め括ってみせた。 なお、LUNA SEAは本公演中も話していた通り、2025年2月22日にGLAYとのツーマンライブ「The Millennium Eve 2025」を、翌23日に今回のツアーのグランドファイナル公演として「LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR ERA TO ERA -THE FINAL EPISODE- LUNATIC TOKYO 2025-黒服限定GIG-」を開催する。日本を代表するモンスターロックバンドの35周年の締め括り、その歴史的瞬間をぜひ体感してほしい。最後に、東京ドームへ向けて語ったRYUICHIの言葉でこのレポートを締め括りたい。 「ドームのチケットが売れたからって俺たちは喜ぶんじゃなくて、俺たちにしかできないドームのショーの在り方をきっとみんなと創っていけると思うんだ。それを創れたときに初めて「あー、グランドファイナル、東京ドームに立てて良かったな」と喜ぶんだと思う。当日のメニューも熱量も、激しさとか優しさとか愛とか、絶対にどのバンドにも負けない。だから、おまえらも胸を張って、最前列にいるつもりで暴れてください。本当に今日はどうもありがとう!」 <ライブ情報> The Millennium Eve 2025 LUNA SEA|GLAY 2025年2月22日(土)東京ドーム 開場16:00|開演18:00 LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR ERA TO ERA -THE FINAL EPISODE- LUNATIC TOKYO 2025 -黒服限定GIG- 2025年2月23日(日·祝)東京ドーム 開場15:00|開演17:00
Tetsuo Hiraga