紅色のフラミンゴ、ひなは何色? 王子動物園で今だけの姿にほっこり
神戸市灘区の王子動物園で今月、ベニイロフラミンゴのひなが生まれた。小さな体で親鳥と触れ合うかわいらしい様子が、来園者の気持ちをほっこりさせている。 【写真】生まれたばかりのベニイロフラミンゴのひな=2024年6月15日午前11時17分、神戸市灘区、小田健司撮影 同園は計約200羽のベニイロフラミンゴとヨーロッパフラミンゴを飼育している。3月ごろから繁殖期を迎え、このひなは今月2日に誕生した。 生まれた直後は12~13センチほどだったが、すでに数センチは大きくなっている様子。雌雄はまだ分からないという。 親鳥から分泌液をもらって成長すると1年ほどで赤みを帯びるが、生後約2週間のひなはまだ灰色。親鳥とじゃれ合ったり、くちばしで自分の体をつついたりしながら、元気に育っている。 神戸市から訪れた藤田大誠君(9)、瑞生君(4)の兄弟は「小さくてかわいい」と喜んでいた。(小田健司)
朝日新聞社