米兵性暴力事件、再発防止求める 読谷村、外務省に
アメリカ兵による性暴力事件が相次いでいることを受け、読谷村の石嶺村長は2日午前、外務省沖縄事務所に再発防止や日米地位協定の見直しなどを求めました。 県内では2023年12月にアメリカ空軍兵が16歳未満の少女を連れ去り、性的暴行を加えたほか、5月26日にアメリカ海兵隊員が性的暴行を加えようとして女性がけがをしています。 石嶺読谷村長は「フェンスの外といえども、もはや安心して過ごせる場所ではないという懸念が広がっている」と訴えました。 アメリカ兵による性暴力事件が相次いだことを受けて、石嶺読谷村長は、外務省沖縄事務所の宮川大使に再発防止と連絡体制や日米地位協定の見直しなどを求める抗議文を手渡しました。 12月の事件については地元自治体におよそ半年の間、情報提供がありませんでした。宮川大使は外務省として関係省庁との情報共有の在り方の見直しを進めていることを明らかにしました。