【写真：Getty Images】

　バルセロナを契約満了に伴い退団し、フリーの状況にあるスペイン人DFマルコス・アロンソが、セルタ・デ・ビーゴへの加入が近づいている。スペインメディア『RELEVO』が、現地時間27日に報じている。M・アロンソは、バルセロナを6月30日に退団して以降、今後の去就に関心が集まっている。　 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール！ 　33歳のM・アロンソは、2022年9月にフリーでバルセロナに加入。移籍1年目は、主戦場とする左SBだけでなく、CBとしてもプレーし、公式戦37試合出場で3ゴールを記録。23/24シーズンは、慢性的な腰痛を解決するための手術を行ったこともあり、公式戦の出場はわずか8試合に留まった。スペイン代表経験もあるDFには、これまでにマンチェスター・ユナイテッドが関心を示していると伝えられていた。 　同メディアは「レアル・マドリードの下部組織出身のDFは、セルタの新しい選手となる」と報じ、「契約が成立すれば、チェルシー在籍時にUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）を優勝した経験を持つM・アロンソが、カンテラ出身の選手たちをサポートする」と言及し、若い選手に積極的に出場機会を与えるクラウディオ・ヒラルデス監督が指揮を執るクラブと経験豊富なDFの契約が迫っていることを強調している。 　さらに、「M・アロンソは、28日にビーゴへ移動し、セルタでメディカルチェックを受ける見込みだ。問題がなければ、2年間の契約をクラブと結ぶことになる」と契約内容についても明かしている。昨季は苦しいシーズンを送ったM・アロンソは、ユナイテッド行きに前向きな姿勢を示していると一部のイギリスメディアに報じられていたが、再びスペインの地でプレーすることを決断したようだ。