原告側が意見陳述 ノーモア・ミナマタ第2次訴訟【熊本】
テレビ熊本
ノーモア・ミナマタ第2次訴訟の口頭弁論が6日開かれ、原告側の弁護士が意見陳述を行いました。 水俣病特別措置法で救済されなかった水俣病不知火患者会のメンバーが、国と熊本県、チッソに損害賠償を求めているノーモア・ミナマタ第2次国賠訴訟。 6日の裁判の前には、原告団らが裁判所入り口でのぼりや横断幕を掲げて 集会を行いました。 【森 正直 原告団長】 「当たり前の判決に戻す。 ひっくり返す闘いが始まるが私は必ず可能だと思っている」 その後、原告団らは裁判所へと入廷しました。 口頭弁論では、原告側の弁護士4人が意見陳述を行い、水俣病の症状の1つの感覚障害があることを示す共通診断書の信用性について述べたほか、損害賠償請求権が消滅する『除斥期間』について適用すべきではないと主張しました。 次回は来年2月21日に、口頭弁論が開かれる予定です
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