千葉百音が初V!日本女子10人目の快挙「ベストな演技できた」 渡辺倫果銅メダル、三原舞依7位 四大陸選手権
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(2日、上海) 女子フリーが行われ、昨年大会3位でショートプログラム(SP)首位の千葉百音(18)=木下アカデミー=がフリー143・88点、合計214・98点のともに自己ベストで初優勝を果たした。日本女子では22年の三原舞依(シスメックス)以来2年ぶりで、10人目の優勝となる。 3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプなど、全てのジャンプを着氷。演技が終わると両手でガッツポーズして喜びを爆発させ、点数を見ると目を丸くして喜んだ。場内インタビューでは「今回上海で四大陸選手権に出場することができて本当に感謝の気持ちで一杯でした。その中で今できるベストな演技ができたことをすごくうれしく思います。今回のフリーの『海の上のピアニスト』は前からずっと使いたかった曲で、ピアノのすごくきれいな旋律と海の美しさ、壮大さ、荘厳さがすごくマッチしていて、気持ちよく滑れる曲だなと思っていて自分で滑りたいと思って選びました」と喜びを語った。 SP4位で昨季の世界選手権代表の渡辺倫果(21)=TOKIOインカラミ・法大=はフリーで大技・トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を降りて134・95点、合計202・17点で3位。SP5位で22年グランプリファイナル女王の三原舞依(シスメックス)はフリー118・89点、合計184・07点の共に今季自己ベストで7位だった。