世界1位サバレンカ 2連勝で最終戦4強入り、準決勝もう1枠は直接対決で決定<女子テニス>
WTAファイナルズ・リヤド
女子テニスのWTAファイナルズ・リヤド(サウジアラビア/リヤド、ハード)は4日、シングルスパープルグループの第2戦が行われ、第1シードのA・サバレンカが第4シードのJ・パオリーニ(イタリア)を6-3, 7-5のストレートで下し2勝目を挙げるとともに、第3戦を前にしてベスト4進出を決めた。 【錦織圭vsアルバレス バロナ 1ポイント速報】 同大会は今季の獲得ポイントで上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。 26歳で世界ランク1位のサバレンカが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は2022年の準優勝となっている。 世界ランク4位のパオリーニとの顔合わせとなった第2戦の第1セット、サバレンカは序盤で一気に4ゲームを連取し先行。第2セットでは両者2度ずつブレークを奪い合い迎えた終盤の第11ゲームでサバレンカが3度目のブレークに成功。最後はサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームで強烈なサービスでマッチポイントを取り切り、1時間30分で勝利した。 なお、サバレンカは2勝目を挙げたことで第3戦を前に早くも準決勝進出を決めた。 同日に行われたもう1試合のパープルグループ第2戦では第7シードのジェン・チンウェン(中国)が第5シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を7-6 (7-4), 3-6, 6-1のフルセットで下し成績を1勝1敗とした。 第3戦ではサバレンカがルバキナと、パオリーニがジェンと対戦。パオリーニとジェンの直接対決の勝者が準決勝に駒を進めることになる。 【WTAファイナルズ・リヤドの組合せ】 ●パープルグループ サバレンカ 2勝 パオリーニ 1勝1敗 ルバキナ 2敗 チンウェン 1勝1敗 ●オレンジグループ I・シフィオンテク(ポーランド) 1勝 C・ガウフ(アメリカ) 1勝 J・ペグラ(アメリカ) 1敗 B・クレチコバ(チェコ) 1敗 ※クレチコバはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で優勝し、年間獲得ポイントで上位20位に入ったため出場。
tennis365.net