KAT-TUN・中丸雄一さん「山田君のざわめく時間」発売記念会見【ほぼ全文】レポート
1月23日に自身初の単行本「山田君のざわめく時間」を発売したKAT-TUNの中丸雄一さんが1月28日午後、発売記念会見を行いました。 【写真】会見での中丸雄一さんの写真はこちら! ハートマークも!! 「山田君のざわめく時間」は、主人公山田雄一(やまだおいち)が日常生活の中で「ちょっともやもやする」「内心ざわっとする」というシチュエーションを切り取り、ユーモラスにシニカルに描いた漫画作品。 アイドルとして活躍を続けるなか、ボイスパーカッションやイラスト制作、そして動画編集などさまざまな才能を開花させてきた中丸さんが、念願かなって漫画家として月刊アフタヌーンで連載「山田君のざわめくのざわめく時間」をスタートさせたのは2023年6月。 そしてついに、このたび単行本の発売を果たした中丸さん。会見では、中丸さんらしいセンスとファンのみなさんへの愛が光るトークで、作品への想いが語られました。
会見に中丸さんが登場! フォトセッションでは「指ハート」や「ハートポーズ」も。
会見のスタート時間になると、白いシャツ&ニットにグレーのパンツという爽やかな装いの中丸さんが会見場に登場。ちょっぴり緊張した面持ちでの登場となりましたが、続く写真撮影ではにこやかに「はい」と返事をしながら、さまざまなポーズに応じていきました。 途中メラマンからは「ハートマークお願いします」「きゅんポーズを」とのリクエストが殺到。 苦笑いしながら「別の感じで使われます?」と中丸さんらしく切り返しつつ次々にオーダーに応じていくと、撮影タイム後半には「シューイチ」チームからの「シューイチポーズ」でとのオーダーも。中丸さんは「めっちゃ恥ずかしいですね(笑)」と言いつつも照れながら「シューイチ!」。 和やかにフォトセッションを終えると、会見がスタートしました。
「過去の自分に”頑張ったな”」と言いたい。
まずは、取材陣に向けて中丸さんのご挨拶から。 「みなさま日曜日のお忙しいところ今日はありがとうございます。個人的なことなんですけれど、結構時間をかけて、労力をかけたつもりの漫画「山田君のざわめく時間」がついに単行本になりました。のちほどぜひいろいろ聞いてほしいと思います。 よろしくおねがいします!」 ――出版しての、今の率直なご感想は? 中丸雄一さん(以下、中丸) シンプルにただただ感無量っすね。めちゃくちゃうれしいですね。もちろんゴールじゃないんですけれど、少年の頃に夢見たことなので、過去の自分に「頑張ったな」と言いたいくらい、最近日々興奮しています。嬉しいです。 ――今回出版された作品についてご自身でご紹介をお願いします。 中丸 紹介ですか? めちゃくちゃ簡単に言うと、「山田」っていうのが主人公で、山田が人に相談するほどでもないような小さな不満とか、社会に対する違和感みたいなものを、悶々と心の中で勝手に解決していこうとする、そういう作品です。 ―― 漫画家を目指されてから7年くらいかかっての出版となりましたが、一番の試練は? 中丸 そーっすねえ。(首を傾けて悩みながら)試練・・・なんだろう。正直、芸能活動やりながら、隙間時間というのは限られていて、そこをうまく使ってどうにか形にしたんですけれど、その隙間時間のがんばりですかね。そこが結構、気を許すとメンタル的にも大変だったので、よく乗り越えたと思います。