メルセデス・ベンツ、新型「GLC クーペ」の国内仕様車を発表
※寄稿元:月刊自家用車編集部(内外出版社) メルセデス・ベンツ日本は、新型「GLC クーペ」を発表。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売する。導入グレードは「GLC 220d 4MATIC クーペ」で価格は898万円。 【関連写真掲載】メルセデス・ベンツ、新型「GLC クーペ」の国内仕様車を発表
2代目はラグジュアリーキャラをさらに強化
GLCクーペは、クーペを彷彿させるスタイリッシュなフォルムと、SUVらしい存在感を両立させているSUVクーペと名付けられたモデル。現行型は2017年に国内導入されており、今回、フルモデルチェンジで導入される新型は、第2世代のモデルとなる。 エクステリアは、幅広でアグレッシブなフロントバンパーやグリルと連動したスリムなヘッドライト、サイドを切り上げ陰影を強めたシルエットなどの先進的な意匠が与えられながらも、メルセデスのデザイン基本思想である「Sensual Purity(官能的純粋)」というデザインの基本思想を継承した美しいスタイリングを踏襲。Cd値は初代の0.30からさらに少ない0.27とすることで、高水準のエアロダイナミクスを実現している。
Sクラス譲りの最新技術を多数採用
インテリアは、ディスプレイ角度を変更した新しいデザインを採用したことに加え、上下2段のダッシュボードにエアイントレット形状を設けることでスポーティさを演出。リアルウッドインテリアトリムやなどが選択できるなど、加飾レベルを高めることでラグジュアリーモデルとしての魅力も高めている。 操作性が向上した最新世代のステアリングホイールや、12.3インチのワイドディスプレイと、11.9インチの縦型ディスプレイを採用するメディアディスプレイの2つで構成される対話型インフォテインメントシステム「MBUX」、ARナビゲーションの採用など、装備機能の強化も図られている。さらにSクラスに搭載されるメルセデス・ベンツ最新の安全運転支援システムや、生体認証(指紋、声)によるシートポジション設定なども採用されている。 パワートレーンは、エンジン単体で197PS (145kW)、440Nmを発生する、2リッターのクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジン「OM654M」を搭載するマイルドハイブリッドを採用。エンジンとトランスミッションの間に配置されるマイルドハイブリッドシステムのISGは、短時間、最大で23PS(17kW)、205Nmのブーストが可能だ。 トランスミッションは、1速から9速までの変速比幅を広くとることでエンジン回転数が大幅に低減できる「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を採用。優れたエネルギー効率と快適性を実現している。なお、オプション装備として、AIRMATIC サスペンションや、後輪操舵システム「リア・アクスルステアリング」を装着することも可能だ。 ●まとめ:月刊自家用車編集部 ※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。