アンチェロッティ、担架で運ばれたカルバハルについて「かなり深刻な怪我のようだ。過密日程の影響が私たちにも…」
5日のラ・リーガ第9節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのビジャレアル戦に2-0で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、DFダニ・カルバハルの怪我について「深刻」であるとの見解を示している。 MFフェデ・バルベルデ、FWヴィニシウス・ジュニオールのミドルシュート2本で勝利したレアル・マドリーだが、試合終盤にアクシデントが……。カルバハルが相手選手との接触で右ひざを痛め、叫び声を上げながらその場に倒れ込んだ。背番号2は担架に乗せられ、観客の拍手を浴びながらピッチから運ばれている。 試合後会見に出席したアンチェロッティ監督は、カルバハルの右ひざの正確な状態は検査後に明らかになるとしながらも、重傷であることを示唆している。 「かなり深刻な怪我のようだ。これから検査を受けることになる。選手たちは心配と悲しみを感じているよ。起こらないように願っていたことが起こってしまった」 「このような日程ではそうしたことが多く起こっている。不運にも私たちにとって、とても重要な選手の身に起こってしまった」 「カルバハルはその経験とプロフェッショナル精神から、私たちにとって根幹と呼べる選手だ。少しだけ彼と話をしたが、悲しみと失望を感じている。とにかく医療的な見解を聞き、それから回復について考えなければならない」 また試合自体については、次のように振り返った。 「今日はカマヴィンガとフェデの2ボランチでプレーしたが、彼らはよくやってくれた。カマヴィンガは1カ月戦線離脱していたわけだし、まだコンディションが整っていない。今日は交代を求められたが、今後良くなっていくだろう」 「ミドルシュートについて? それは私たちの持っている手段の一つだ。私たちにはヴィニシウス、ベリンガム、エンバペ、バルベルデと素晴らしいキック力を持つ選手たちがいるんだ」