高知市の中心商店街で防災訓練 津波防災の日にあわせて【高知】
RKC高知放送
11月5日の津波防災の日にあわせて、高知市の中心商店街では防災訓練が行われ商店街の店主などが避難場所までのルートを確認しました。 5日に高知市の中心商店街で行われた防災訓練は地区の防災連合会が中心になって去年に続いて開催したもので、帯屋町商店街の店主など約70人が参加しました。 訓練は南海トラフを震源とする震度6強の地震が発生し大津波警報が発表されたとの想定で行われ、参加者はアーケードの放送で緊急地震速報が流れると2分間身を守った後、津波から逃げるためアーケードを通ってオーテピアまで避難しました。 参加者全員が避難するまでにかかった時間は15分ほどで、参加者は実際に避難ルートを歩くことでいざという時の備えについて確認していました。 また、訓練では車イスを人力車のように運べる「JINRIKI」という道具や聴覚障がい者や外国人の多言語対応も可能な会話を文字化する無料のアプリ「UDトーク」などが紹介され、商店街を利用する多様な人々の避難についても考えていました。 防災連合会では今後も参加者の輪を広げて防災意識を高めていきたいとしています。