沖縄米兵の性的暴行事件 林官房長官「あってはならない」
林芳正官房長官は9日の記者会見で、在沖縄米海兵隊の30代男性が昨年11月に成人女性に性的暴行をしてけがをさせたとして書類送検されたことを受け、「米軍人による事件事故は地元の皆様に大きな不安を与えるものであり、あってはならない」と述べた。 【一覧で見る】沖縄県内で起きた米兵による主な性犯罪 沖縄県では昨年以降、米兵が性的暴行事件で相次いで検挙され、在日米軍司令部は再発防止策として米兵の行動を規制する内規「リバティー制度」を強化してきた。林氏は「これまでに米側が発表した一連の再発防止策が実際に再発防止につながることが重要だ。実効性の点も含め、在日米軍に綱紀粛正と再発防止の徹底を働きかける」と話した。【鈴木悟】