【MLB】アストロズ・菊池雄星が移籍後3連勝 7回5安打12奪三振1失点の快投で今季7勝目をマーク
【ロイヤルズ2-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
日本時間9月1日、アストロズは本拠地ミニッツメイド・パークでのロイヤルズ4連戦の3戦目を迎え、5対2で勝利。連勝を4に伸ばして貯金を12とし、あすの最終戦を残して4連戦の勝ち越しを決めた。アストロズ先発の菊池雄星は7回101球を投げて被安打5、奪三振12、与四球0、失点1という快投で7勝目(9敗、防御率4.24)をマーク。3番手のライアン・プレスリーが3セーブ目を挙げ、ロイヤルズ先発のコール・レイガンズは10個の三振を奪ったものの、6回途中4安打5失点で9敗目(10勝)を喫した。 【動画】アストロズの菊池雄星が12個の三振を奪う 試合はレイガンズと菊池の両左腕による白熱した投手戦となり、6回表のロイヤルズの攻撃を終えた時点で両軍とも無得点。しかし、アストロズは6回裏に無死満塁のチャンスを作ると、ヤイナー・ディアスの2点タイムリーで先制し、続くジェレミー・ペーニャには2点タイムリー三塁打が飛び出してレイガンズをノックアウトした。2番手のスティーブン・クルーズの暴投でペーニャが生還し、アストロズはこの回一挙5得点。菊池は7回表一死1・3塁から内野ゴロの間に1点を失ったが、12個の三振を奪い、7回5安打1失点の快投を見せた。アストロズは8回表にボビー・ウィットJr.の29号ソロで1点を返されたものの、5対2で勝利。この試合が勝利した時点で2位マリナーズとのゲーム差を4.5に広げた。 菊池は13奪三振の快投を見せた日本時間7月10日のジャイアンツ戦以来9試合ぶりに6イニング以上を投げ、7回5安打1失点という素晴らしいピッチングを披露。アストロズ移籍後、自身3連勝を飾り、チームも菊池先発試合で6戦全勝となった。菊池は移籍後、6試合に先発して35イニングを投げ、3勝0敗、防御率2.57、47奪三振、被打率.178、WHIP0.94とエース級の好成績をマーク。米公式サイト「MLB.com」が選出する「今年のトレード・デッドラインにおける最高の補強」で3位に選ばれたのも納得だ。