「ライオン・キング ムファサ」“ライオン・キング愛”あふれる特別映像公開 バリー・ジェンキンス監督の手腕をキャスト&製作陣が絶賛
ディズニーの超実写版「ライオン・キング ムファサ」の舞台裏を収めた特別映像(https://youtu.be/otKoJq1F3gE)が公開された。音楽を手掛けたリン=マニュエル・ミランダや、ムファサ役のアーロン・ピエールらキャスト陣が、バリー・ジェンキンス監督の手腕を称えている。 【フォトギャラリー】前作からさらに進化した超実写版「ライオン・キング ムファサ」場面写真 アフリカの大地を舞台に生命をテーマに描いたアニメーション映画「ライオン・キング(1994)」は、映画賞、音楽賞を総なめにし、2019年には超実写版が公開。ディズニー映画として世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドルを記録した。 今作では、「ライオン・キング」で息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日が描かれる。冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指す旅の過程で孤児から王へ運命を切り拓くムファサ。そして、彼の運命を変える“弟”タカ(後のスカー)。血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された秘密が明かされる。超実写プレミアム吹替版では、ムファサ役を尾上右近、タカ役を松田元太(「Travis Japan」)が務め、渡辺謙がムファサとタカを追い詰めるキロス役で参加している。 特別映像では、最新技術でさらなる進化を遂げた圧巻の本編映像とともに、「ディズニー史上最も温かく、切ない“兄弟の絆”の物語」を作り上げたジェンキンス監督の手腕について、豪華キャスト陣・製作陣が語っている。 「ムーンライト」(16)でアカデミー賞作品賞や脚色賞などに輝いたジェンキンス監督は、アニメーション版「ライオン・キング」(94)のビデオを擦り切れるほど何度も観てきたといい、「『ライオン・キング』のレガシーは僕の人生に影響を与えた」と自身にとって特別な存在だと語る。 前作に続いてラフィキ役を務めたジョン・カニは、そんなジェンキンス監督が「ライオン・キング」の“はじまりの物語”を手掛けると聞き、「ディズニーはなんて幸運なんだと思った」と話す。そして、ムファサ役を任されたピエールも、「バリーの才能と、彼の今までの作品は『ライオン・キング』の文化的価値にふさわしい」とコメント。 ムファサとタカの絆の物語をドラマチックに盛り立てるため、新たに7つ楽曲を書き下ろしたミランダも、「最高の映画監督との仕事にワクワクしたよ」とジェンキンス監督とのコラボレーションを振り返り、「驚きに満ちたムファサの物語に興奮したよ」と彼の手腕を称えた。ブロードウェイ・ミュージカル「ハミルトン」で数々の賞を受賞し、「モアナと伝説の海」(17)や「リトル・マーメイド」(23)など、近年のディズニー作品で存在感を発揮してきたミランダも唸らせた「ライオン・キング」の新たな物語に期待が高まる。 「ライオン・キング ムファサ」は、12月20日より全国公開。