希望しかない! 欧州でプレーする10代の日本人選手(7)昨年プロ契約! 優秀なキッカーがイングランド古豪に!
現在はサッカー日本代表の大半を欧州組が占めており、欧州クラブでプレーする選手たちの経歴は十人十色だ。Jリーグで実績を残して海を渡る選手もいれば、高校から直接移籍する選手や、海外で生まれ育った選手もいる。今回は、海外でプレーする10代の選手をピックアップし、これまでの経歴や現状を紹介する。
MF:小橋エンスリン海 生年月日:2005年10月22日(18歳) 所属クラブ:チャールトン(イングランド) ロンドンに本拠地を構えるチャールトンは数々の名選手を輩出してきた。元イングランド代表FWジャーメイン・デフォーや元イングランド代表MFスコット・パーカーもこのクラブのOBである。そんな古豪の下部組織で日本人選手がネイサン・ジョーンズ監督率いるトップチーム昇格を目指して奮闘している。 SBからWGまで、あらゆるポジションでプレーできる小橋エンスリン海は、U-18チームの主力としてプレーしている。セットプレーのキッカーを任されるなど正確な左足のキックが持ち味で、昨年6月にはクラブと最初のプロ契約を結んだ。 今季は若手の登竜門FAユースカップにも先発出場するなど、順調にチーム内でのカテゴリーを上げている。現時点では日本代表のユニフォームに袖を通したことはないが、近い将来にも2028年のロサンゼルス五輪の代表に招集されてもおかしくない。
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