日本ハムD2位・藤田流生が仮契約 将来はメジャー志向も「まずは先を考えず目の前のやるべきことをやっていきたい」
日本ハムからドラフト2位で指名された東海大相模高の藤田流生投手（18）が26日、横浜市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金6000万円、年俸770万円で仮契約した（金額は推定）。 「やっと実感が湧きました」 198センチの長身から最速150キロの直球を投げ下ろす大型左腕。「将来的には海外に挑戦してみたいですけど、まずは先を考えず目の前のやるべきことをやっていきたいです」と意気込みを示した。対戦したい球団にはソフトバンクを挙げ「やっぱりパ・リーグ王者のソフトバンク。あの打線を抑えたいという強い思いがあります」と力を込めた。 まだまだ伸びしろを秘める左腕。同席した大渕スカウト部長は「（今年の6月に入ってから）素晴らしい投球をして、日本代表でも活躍した。まさにシンデレラボーイ。あっという間に活躍した。金足農業（時代）の吉田輝星みたいにグッといった。長く活躍する可能性を感じています」と期待を込めた。 また仮契約には恩師の東海大相模高野球部監督で自身も1995年のドラフト会議で巨人からドラフト1位指名を受けた原俊介監督（47）も同席。「一緒に（野球を）やれてよかった。縁に感謝して今後も応援していきたい」と左腕にエールを送った。
