総予算約90億!後継者争い、渦巻く陰謀…インド映画「PS1 黄金の河」予告
インド映画「PS1 黄金の河」の予告編がYouTubeで公開。新たな場面写真も到着した。 【動画】戦闘シーン収めた「PS1 黄金の河」予告 本作の原作は、インドの一大ベストセラーとして知られる歴史小説「Ponniyin Selvan(ポンニ河の息子)」。発売から70年もの間に幾度も映画化が試みられたものの、その壮大なスケールから難航を極めていたが、このたび前後編に及ぶ大作として映画化された。前編「PS1 黄金の河」では、10世紀のインド南部タミル地方に実在したチョーラ王朝の宮廷を舞台に、後に王朝に黄金期をもたらすラージャラージャ1世の若き日が描かれる。「神さまがくれた娘」のヴィクラム、「ロボット」のアイシュワリヤ・ラーイ、「囚人ディリ」のカールティのほか、ジェヤム・ラヴィ、トリシャー・クリシュナンらがキャストに名を連ねた。 総予算50億ルピー(約90億円)をつぎ込み制作された本作。公開された予告編では、迫力ある戦闘シーンを確認できる。また宮廷内の権力・後継者争いに巻き込まれる王子、王女の姿や、渦巻く愛憎と陰謀が映し出された。 「ボンベイ」のマニ・ラトナムが監督を務めた「PS1 黄金の河」は5月17日、各キャラクターの数奇な運命が神話的に描かれる後編「PS2 大いなる船出」は6月14日より新宿ピカデリーほか全国で順次公開。配給はSPACEBOXが担当する。 (c)Madras Talkies (c)Lyca Productions