糖度が高く全国的にも人気を集める種子島特産のサツマイモ、「安納イモ」の品評会が、鹿児島県中種子町でありました。 この品評会は、種子島島内の生産者やＪＡ、地元自治体などでつくる「安納いもブランド推進本部」が、生産者の栽培技術の向上などを目的に毎年行なっているものです。 品評会には島内の生産者が出品した２つの品種の安納イモと、種子島ゴールドと呼ばれる紫芋のあわせて５５点が並び、形の良さや身や皮の色などが審査されました。このうち株部門では、中種子町の田中満男さんが出品した安納いもが最高賞に選ばれました。 品評会で最高賞　田中満男さん 「日頃の努力がこのように実を結んで大変うれしい。今後もこれ以上のものを作れるように、日々努力していきたい」 今回入賞した安納芋と紫芋は、2025年以降、種子島高校がバイオ技術で栽培する苗づくりに活用され、島内の農家に販売されるということです。