大谷翔平【Getty Images】

　二刀流のスーパースターとして球界を席巻する大谷翔平選手は、ロサンゼルス・ドジャースと10年7億ドル（約1036億円）の歴史的契約を結んだ。現在は誰もが認めるスター選手だが、大谷自身はかつて二刀流として成功するか不安を持っていたという。米メディア『スポーツキーダ』のジェアード・ブルーミー・ブルーム記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　大谷は「プロに入る直前は、二刀流ができるなんて想像もしていなかった。でも、そのときからファンのみなさんが後押ししてくれて、コーチが助けてくれて、栗山英樹監督が可能にしてくれた。そのおかげで、自分のためだけでなく、彼らのためにもやり続けたいという気持ちが強くなりました」と語っている。 　しかし、大谷の野球に対する姿勢はすべての人に勇気を与え、長年にわたる努力と献身から、大谷はスポーツ界の顔となった。大谷が世代を超えた才能の持ち主であることは否定できない。 　ブルーム氏は「二刀流でなければ今の大谷はない。そして、彼のおかげで、他の野球選手もプロとして二刀流でプレーできるようになった。彼がドジャースのような優勝候補のチームに移籍した今、ポストシーズンでの活躍が期待される」と言及した。