高速道出口にある「青いスラッシュ」何の意味? 実は重要なコト! 覚えておくべき「補助標識」の役割とは
実は標識には様々な種類がある
道路上には、白い丸に青色スラッシュ(斜線)が入った標識が設置されていることがあります。 運転中にときどき見かける標識ですが、一体どのような意味があるのでしょうか。 【画像】えっ…!? これが首都高の「超レア」危険情報です(30枚以上)
道路上には「止まれ」や「駐車禁止」など、さまざまな道路標識が設置されています。 普段何気なく見ている道路標識ですが、道路標識はメインの「本標識」と、本標識の意味を補足する「補助標識」の2種類に分けられます。 さらに本標識は「案内標識」、「警戒標識」、「規制標識」、「指示標識」の4種類に分類され、案内標識が目的地や通過地の方向・距離などを示しています。 地名や高速道路のSA・PAの場所などを表示した標識は、この案内標識の一種です。 次に、警戒標識はドライバーに注意深い運転をうながすために設置するもので、黄色のひし形(◇)にあらゆるイラストが描かれています。 一例としては「踏切あり」や「動物が飛び出すおそれあり」、「落石のおそれあり」などが挙げられます。 また規制標識は禁止や規制、制限などを知らせる標識であり、「一時停止」や「車両進入禁止」、「最高速度」などの種類があります。 加えて、指示標識は道路を通行する上で守るべき事項を知らせるもので、青地に白色のイラストが表示された「横断歩道」や「安全地帯」などの標識が代表的です。 一般的に案内標識と警戒標識は国土交通省や都道府県、市町村などの道路管理者が設置するのに対し、規制標識と指示標識は主に都道府県公安委員会が設置して警察が管理します。 そのため、警察では規制標識と指示標識をもとに交通違反の取り締まりをおこなっています。 このように道路標識はたくさんあるものの、一見しただけでは標識の意味が分かりにくいものも存在します。 特に「白い丸(○)に青色スラッシュ(/)」の標識が示す意味を正しく理解していないドライバーも散見されます。 では、一体どのような意味を持つ標識なのでしょうか。