ジョニー・デップ、新作記者会見で泥沼裁判について仄めかす 元妻アンバー・ハードはスペインで娘と隠遁生活中
アンバー・ハードとの名誉毀損裁判で勝訴して以来、ハリウッドから距離を置いているジョニー・デップ。ヨーロッパで撮影した監督作『Modi: Three Days on the Wing of Madness(原題)』が現在スペインで開催中のサン・セバスティアン国際映画祭でお披露目された。この作品はイタリア人画家モディリアーニの人生を描いた作品。記者会見に出席したジョニーはモディリアーニに対して抱いている共感を語った。雑誌『ハリウッドリポーター』などが伝えている。 【写真】ジョニー・デップほか、90年代イケメンハリウッドスターたちのNOW&THEN
「人にはそれぞれの物語がある。確かに私はあちこちでいろいろ経験してきたが、大丈夫だ」と笑いながら語り始めたジョニー。「結局のところ私たちはみんな様々なことを経験してきたと思う。あなたの場合はテレビで放送されるようなソープオペラにはならなかったかもしれないけれど」とコメント、マスコミを騒がせたアンバーとの泥沼裁判について匂わせた。「私たちは経験し、それをくぐり抜けていく。私たちが生き、記憶し、使ってきたものが私たちに縞のような模様をつける。そういったものを忘れることはできない。だからその縞模様がつくかつかないかという状態にいる人が、話したくても話せないでいるのを見るのはある意味、とてもつらいことだ」。
ジョニーの裁判は彼が言及しているようにテレビで放送されたが、法廷にカメラを入れることはジョニー本人が望んだことだという。彼の弁護士だったカミール・バスケスが語っている。それまで話せなかったことを法廷で証言、それがそのまま世間に報じられることを望んだからだと見られている。
ちなみにジョニーとの裁判で敗訴して以来、アンバーはこの映画祭が行われているスペインに移住、ジョニーと別れた後に代理母出産でもうけた娘のウーナと隠遁生活を送っている。娘と出かけるところを目撃されることは少ないが、時折パパラッチに姿をキャッチされている。かつてはハリウッドを代表する華やかセレブカップルだったジョニーとアンバー。離婚と訴訟が原因で、2人ともレッドカーペットから遠い存在になってしまった。ジョニーの言う通り、人生っていろいろあるものである。