一世を風靡したデコトラ「一番星号」が復活 レトロさに再び脚光
「度胸一番」「御意見無用」――。威勢の良い文句とぎらつく電飾、荷台に大きな鳳凰(ほうおう)をあしらったこのトラックの名は「一番星号」。「デコトラ」の代表格的存在だ。 【写真】夜空の下で輝くデコトラ。手前が一番星号=2024年12月8日午後5時12分、群馬県富岡市妙義町岳、山田みう撮影 デコトラとは「デコレーショントラック」の略で、派手な装飾や塗装が施されたトラックのこと。1975年に始まった映画「トラック野郎」シリーズ(鈴木則文監督)をきっかけに一世を風靡(ふうび)したが、排ガス規制などで徐々にその数を減らしていった。 しかし、最近ではパラリンピックの開会式やイタリアの高級ブランド「グッチ」の広告に登場するなど、そのレトロさが逆に新鮮なのか、再び注目を集めている。
朝日新聞社