待機児童対策で保育士の掘り起こし 「保育士になるためのジョブフェア2024」開催 岐阜県
岐阜県は待機児童対策の一環として、資格を持ちながら保育士として働いていない人の掘り起こしや、保育の仕事への理解を深めるため「保育士になるためのジョブフェア2024」を開催すると発表しました。 このジョブフェアは、2019年度から岐阜県民間保育園・認定こども園連盟開催の「みんぽjobフェア」と合同で開催していて、今年で6回目。今回は保育園や認定こども園など80園以上が参加し、それぞれの特徴や魅力などについて、対面で話を聞くことができるということです。 県の担当者によると、少子化の影響で申込児童数が年々減少していることから、今後も多数の待機児童が発生する可能性は低いとしながらも、2023年4月1日時点では0人だった待機児童が、同年10月1日には6人となり、育休復帰などで年度途中に増加する保育需要を吸収できていない状況だということです。 岐阜労働局によると、県内の保育士の有効求人倍率は2024年3月時点で3.52(月間有効求人数654、月間有効求職者数186)となっています。 ジョブフェアの開催日は6月29日(土)。保育士を目指す学生だけでなく、すでに保育士の資格を持っている人やこれから資格を取得して働きたい人など、保育の仕事に興味がある人なら誰でも参加可能です。