細部まで凝ったデザインが話題に！

　2024年11月26日、スズキ「ジムニー」の専門店「ジムニーランド」（福岡県大野城市）はジムニー（JB74型「ジムニーシエラ」）をベースにした新型コンプリートカー「70Y0.70（ナナマルヨーナナマル）ジムニー」を発表しました。 　 　初公開早々、SNSなどではすでに多くの声が集まっています。 【画像】めちゃカッコいい！ 新型「ランクル“ミニ”!?」を画像で見る（30枚以上）

新型「ランクル70“ミニ”!?」に反響集まる！

　70Y0.70ジムニーは、トヨタの本格四輪駆動車「ランドクルーザー70」（ランクル70）にモチーフを得たカスタムコンプリートカーです。 　製作したジムニーランドは同車について、「人気のSUV『ランクル70』と人気のコンパクトSUV『ジムニーシエラ』の両人気車種をハイブリッドさせた1台」と説明します。 　モチーフとして挙げられたランクル70は、1984年にデビュー。 　悪路走破性や耐久性に優れたラダーフレームシャシやパートタイム4WDといったタフな造り、四角く無骨なスタイルを大きく変えないまま、40年にわたっていまも生産を続ける珍しいモデルです。 　国内では2004年に一度販売を終了しましたが、海外ではそのまま継続。2014年には1年限定で国内の再販売を実施して好評を博したことから、2023年11月に約9年ぶりとなる2度目の復活を遂げました。 　この“再々販”版のランクル70では、パワートレインや操縦安定性、デザイン、安全性能など多岐にわたる大幅改良を実施し、時代に即したアップデートを図っています。 　デビュー早々に注文が殺到したことで、非常に手に入れづらいモデルとなっているようです。 　ジムニーランドでは、ランクル70をオマージュしたデザイン実現のため、カスタムショップ「ガレージイル」（大阪府羽曳野市）と協力。 　ランクル70の無骨なスタイルを再現すべく、フロントやリアなどボディ各部をカスタマイズしました。 　フロントグリル＆オリジナルエンブレムと円形ヘッドライト、凹凸形状のボンネットにはじまり、アンダービューミラー、コーナーランプ、フェンダーエンブレム、アドブルーカバー、シュノーケル、ベンチレーションダクト、バンパーカバー、70調テールカバーなど、細部まで幅広く変更されています。 　これらはすべてジムニーシエラの新車もしくは中古車に組み込まれ、カスタムコンプリートカーとして12月7日より予約受付を開始する予定です。 　参考価格は440万円（消費税および車両本体価格、登録料、コンプリートカスタム料込み）で、今後は軽規格のジムニー（JB64型）向けのパーツも検討しているといいます。 ※　※　※ 　初公開直後ですが、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。 　多かったのは「めちゃカッコイイ」「凄く凝ってるね」「再現度高いじゃん」など、ランクル70の縮小版というべきスタイリングを称賛する声でした。 　なかには「ホンモノ（のランクル70）と並んだ時どう思うのか」という意見もあるものの、「ジムニーの（ちいさな）サイズでやるからこそカッコイイ」「こういうユーモア精神は大いに認めたい」と、おおむね高評価のようです。 　一方で「ジムニーシエラもいまだに納期だから、これも手に入れるのが難しそう」と、コンプリートカー自体の希少性を指摘するコメントも。 　気になる人はさっそくお店に問い合わせてみたほうがよさそうです。