大竹耕太郎投手らプロ野球選手ら 熊本の高校球児に実技指導
熊本朝日放送
プロ野球選手らが高校球児に指導しました。初めて熊本県内で開催されたシンポジウムは、互いに刺激を受け合う時間になったようです。 荒木雅博さん 「できれば歩いて歩いて右・左・右・左。このタイミングをまずできるようにすること」 現役時代2000本安打を達成し、守備の名手としても活躍した熊本工業出身で元・中日の荒木雅博さんや、同じく熊本工業出身で巨人で活躍した緒方耕一さんなど県出身のOBや現役選手14人が、各学校から推薦を受けた県内の高校球児およそ320人に指導しました。 大竹耕太郎選手 「ここで曲げようとするんじゃなくて、入射角。ここだけ押し込んであげる、これが今ふわっと抜けた分こうなってる」 投手陣には、済々黌出身で2年連続で2桁勝利をあげた阪神の大竹耕太郎投手や、今シーズンDeNAで日本一になった九州学院出身の伊勢大夢投手らがマンツーマンで指導しました。 このシンポジウム「夢の向こうに」は、プロ・アマの垣根を取り払おうと、日本高野連やNPBなどが主催して2003年から全国を巡回しています。 熊本での実技指導は初めてで、選手にとっても球児にとっても貴重な時間となりました。 参加した高校生 「細かい部分まで教えてもらえたので、そこをしっかりと課題としてこの冬乗り越えてやっていけたらと思います」 「プロの選手に見ていただいて自分にとって良い経験になったし、これからの練習とか野球のモチベーションにとてもつながったから、これからチームに持ち帰ってみんなにいろいろ伝えていきたいと思いました」 大竹耕太郎選手 「(熊本の)野球が盛んになるように、環境の整備や球場設備も大事になってくると思うので、そういうところでも貢献していきたいです」