悪い予感が当たったソフトバンクの連敗 コーチも「取れるアウトは確実に取らないと…練習あるのみです」
◆西武5x―4ソフトバンク(4日、ベルーナドーム) 【記者コラム/好球筆打】 悪い予感が当たってしまった。0―1で敗れた3日の西武戦に触れた「好球筆打」で「気持ちの悪い1敗。連敗だけは避けたい」と書いた。 【中学時代貴重写真】あの右腕が小久保監督の自宅で2ショット 内野守備の判断ミスによる併殺崩れで失った1点が決勝点となった敗戦だっただけに、嫌な流れを断ち切ってほしい思いも込めてのものだったが、現実は甘くなかった。 延長戦は15連敗中だった西武に延長10回サヨナラ負け。その延長10回は中継ぎとしてここまで4勝を挙げるなど開幕から11試合連続無失点だった津森が今季初失点を喫し、敗戦投手となった。チームとしては今季初の3連敗。いろいろなものが「負の流れ」にのみ込まれた形だ。 ただ、振り返るとやはり必然の敗戦ではなかったか。痛かったのは2回の拙守だ。先頭で中前打を放った5番佐藤龍を捕手甲斐が盗塁死に仕留めながら、6番外崎は三塁手栗原の悪送球で出塁。そこから打線につながれ、一気に3点を失った。 もちろん、ミスは付きものだが、連日守備のミスが黒星に直結しているのはチームとしていただけない。ましてや今季の西武戦は1点差で決する試合が半数以上を占めており、わずかなミスが命取りとなる。「必死にやっているのは分かるけど、取れるアウトは確実に取らないとですね。練習あるのみです」。本多コーチも内野守備担当として猛省の連敗となった。(石田泰隆)
西日本新聞社