デビュー戦を勝利で飾ったコモンスナイプ

10月13日の京都4R（2歳新馬、芝1200メートル、16頭立て）は、鮫島克駿騎手の3番人気コモンスナイプ（牡、栗東・藤岡健一厩舎）が2番手追走から直線でしぶとく抜け出してデビュー勝ちを決めた。タイムは1分9秒6（良）。 1馬身1/2差の2着に先手を奪って粘り込んだコルネイユドール（5番人気）、さらにクビ差の3着には好位から伸びたモズレイラココナ（11番人気）が入った。単勝1.9倍の断然人気に支持されたコーラルクラウンは、中団追走も伸び切れず8着に敗れた。 コモンスナイプは、父Too Darn Hot、母Whimbrel、母の父Dark Angelという血統の英国産馬。 ◆鮫島克駿騎手（1着　コモンスナイプ）「外枠だったし、スタートも速くなさそうだったのですが、馬場状態やメンバーを考えても、1列目で運ぶのが勝利に近いと思ったので、動かしていいポジションを取ることを意識しました。馬も応えてくれて、上手にレースをしてくれました。距離は延びて良さそうですし、まだシェイプアップできそうな感じがあったので、上積みもありそうです」 ※調教師不在