アタミエキスポ メイン展示開始―熱海
神奈川県南足柄市の陶芸家永沢稔さんは、桃山時代に生まれた織部焼の花器や器を展示した。来場者は永沢さんの説明に耳を傾けながら、作品を手に取り、質感や重さを確かめた。 熱海市出身のアーティスト富岡美紀さんは竜と花を題材にした水彩画を出展した。シャボン玉を使った独特の色のにじみも、間近で楽しむことができる。東京都のデザイナー戸田光祐さんは、たもと、襟の部分は羽織を継承しつつ、構造はジャケットと同じで着やすい本着物「かすみ羽織」「かすみはかま」などを並べた。 今回のアート・エキスポは「超!多彩」がテーマ。現在、全7会場で展示が行われている。事務局の豊田祐次さんは「全体では5人が初参加。新しい人が入って”超多彩”がさらに増した」と来場を呼びかけている。詳細はホームページへ。
伊豆新聞デジタル