つらい「冷え」を改善! 身体を芯から温めるおすすめアイテム5選
LA TOUCHE 黄土漢方ハーブ蒸し
黄土漢方ハーブ蒸し(よもぎ+その他のハーブ蒸し)は、韓国では600年以上前から行われている伝統的な民間療法です。私自身も週1回行うほど大好きで、私のオーガニックビューティーサロン「LA TOUCHE」のメニューとしても取り扱っています。 舌下やデリケートゾーンの粘膜からハーブの蒸気を経皮吸収させることで、骨盤周りをはじめ身体全体を内側から温めます。基礎代謝や基礎体温のアップにつながるだけでなく、発汗や血行を促進させデトックス効果も高められます。 化学物質は一切不使用の黄土100%の壺と座器を使用。完全無農薬のハーブの蒸気で50分ほど蒸されます。黄土にはたくさんの酵素が含まれているため浄化作用もあります。また、60℃以上で加熱すると多量の酸素と遠赤外線が放射されるため、薬草の効果をより一層高め、肌もうるおいます。
Mont Saint Michel マジョラム、ユズ/reMio グレープフルーツ
手や足の末端が冷えてきたらブレンドオイルでマッサージ。オーガニックホホバオイルを3プッシュほど手に取り、そこに精油のマジョラム2滴、ユズ3滴もしくはグレープフルーツ3滴を混ぜて、手足の末端から塗布し心臓に向かってマッサージ。じんわり少しずつ温まってきます。 ユズやグレープフルーツなどの柑橘系には加温作用があり、特にユズが一番おすすめ。また、マジョラムには血液循環促進と加温作用があります。冷えを少しでも感じたら、まずは自分を大切に温めてあげるようにマッサージしましょう。
HERBORISTERIE ティザンヌ ヴァンルージュ
こちらは赤ブドウの葉のハーブティー。赤ブドウの葉に含まれるレスベラトロール、アントシアニンというポリフェノールは、なんと果実の約300倍! アントシアニンは血管の保護、レスベラトロールは善玉コレステロールを増加させる働きがあるため、血液循環の改善が期待できます。フランスやドイツでは、医薬品や治療としても使用されているほど。 いつものハーブティーやお茶に少し入れてブレンドしてもらっても大丈夫です。私はよく「ギンコ」や「エキナセア」というハーブとブレンドしています。細胞が全て生まれ変わるのは3ヵ月ほどかかるといわれているので、まずは3ヵ月続けてみることをおすすめします。 今回は物理的に温めるものから、インナーケア、精油などをご紹介いたしました。「冷え性」はしっかり対策するとちゃんと身体が応えてくれると思うので、ぜひ取り入れられるものから始めてみてくださいね。きっと身も心もポカポカになって、より元気にフレッシュに過ごせるかと思います。寒くなってきたのでどうぞ皆さんご自愛ください。 ※紹介したアイテムはすべて私物
【PROFILE】 ヘア&メイク 藤原リカ(Three PEACE) 女優やタレントからの指名も多い、人気ヘア&メイク。植物療法士(フランス植物療法医学普及協会<AMPP>認定)の知識を活かして、情報サービス「mybest」や大人女子メディア「LOCARI」で美容ライターとしても活動中。幼少期からの肌トラブルを克服した経験をいかし、オーガニックコスメ、アロマ、ハーブなどの情報を発信している。