警備上の都合か 自民党総裁選 宮城・仙台での街頭演説 見送りの公算
khb東日本放送
自民党総裁選挙が12日に告示されます。総裁選の際には、仙台市で候補者による街頭演説が度々行われてきました。しかし、今回は警備の都合で見送られる公算が高まってます。
安倍晋三総理大臣(当時)「今後も被災地に足を運び、更にしっかりと復興を進めてまいります」 石破茂元幹事長「災害が起こっても誰も亡くならない、傷つかない、そういう態勢を早急に作ることは政府の責務」 2018年に行われた自民党総裁選では、立候補していた当時の安倍総理大臣と石破元幹事長が仙台市を訪れ、中心部で街頭演説して支持を呼び掛けました。 総裁選の際には、仙台市で度々行われてきた候補者による街頭演説ですが、今回は見送られる公算が高くなっています。 自民党宮城県連によりますと、今回の総裁選で宮城県での街頭演説会の開催について、党本部からの連絡は無いということです。 小笠原侑希記者「街頭演説会で課題になっているのが、演説の際の警備態勢です」 2022年に安倍元総理が銃撃された事件や、2023年に岸田総理の演説会場に爆発物が投げ込まれた事件などを受け、警備態勢が強化されています。 警察は候補者と聴衆の間に20メートル、一般人が入れない空間を設けるよう求めていますが、仙台市には条件を満たす場所が無いということです。
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