宮根誠司「お金がかかっても…」高齢ドライバーの事故多発を受け「安全装置」後付け義務化提案
フリーアナウンサー宮根誠司は10日、MCを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演し、全国で相次ぐ高齢ドライバーによる事故の防止策について私見を述べた。 番組では、この日午後1時すぎ、東京・西新宿で80代とみられる男性が運転する車が2人をはねた事故のニュースを速報。はねられた2人は負傷したものの命には別状ないとみられることや、男性がアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性があるとみて、警視庁が調べていることに触れた。 宮根はニュース速報を受け、高齢ドライバーによる事故の多さに触れ「社会問題でもあるし、個人の運転技能もある」と口にした。この宮根の言葉に、コメンテーターを務める読売テレビ報道局特別解説委員、高岡達之氏は「(事故を防ぐための)技術はもうある」と指摘。「後付けで、アクセルを踏もうとしたら踏めないような設備を持っている企業もあるし、メーカーも新車にはいろいろな装置がついているが、買い替えにはお金がかかるという方もいる。だから後付けの装置をもっと、国策として後押しした方がいい。『どうしても車が必要』という理屈で問題が解決しないなら、物理的に仕組みで止めるしかない」と、提言した。 これを受け、宮根も「何歳以上のドライバーの方(の車)には、そういうふうな安全装置をつけるとか、ある程度お金がかかっても、義務化することも、考えないといけないのかもしれない」と応じた。