「久しぶりに仕事している」被災し店舗全壊の飲食店も…復興の手がかりへ“屋台村” 石川・七尾市
地震の被災地では店が壊れるなど多くの飲食店が営業を続けられなくなっています。この中、七尾市では被災した飲食店が一堂に出店するイベントが2日から始まり多くの人で賑わいました。 【写真を見る】「久しぶりに仕事している」被災し店舗全壊の飲食店も…復興の手がかりへ“屋台村” 石川・七尾市 記者 「断水が続く七尾市ですが、復興の一環としたイベントが始まりました」 七尾市の商業施設パトリアで2日から始まった「屋台村」。カレーや寿司、おでんなど市内外12店の味が楽しめますが出店しているのは、地震で店が全壊するなど営業が続けられなくなった飲食店です。 ナナイべ合同会社・梅棹公継社長 「今まだ断水も続いていてまだまだ先が見えない状態でやっている中、このイベントを通じて、こういうイベントができるんだということを他の人にも知ってもらってこのような催しがいろんな地域でも起こってくれたら」 市内で飲食店などを経営する企業が、地震で地域経済が停滞する中地元を元気づけ復興の手がかりになればと企画しました。地震で休業が続いていた調理人たち、腕を振るうのは約1か月ぶりです。 出店した人は 「久しぶりにこうやって仕事してるなぁという感じなのでありがたいです」「料理するのは1か月ぶりです。上手く作れるかなと思っていたがなんとか。こうやってお客様と顔を合わせてしゃべったりワイワイできています」 訪れた人は 「最高。なかなかこういうのは今食堂がやっていないから。楽しんでいます。」 会場は初日から多くの地元客らが訪れ、店自慢の料理を味わっていました。屋台村は4日㈰まで七尾市のパトリア1階で開かれます。
北陸放送