”メスを探して”大きな動き シカの行動範囲広がる… 札幌市街地でも目撃相次ぐ 注意呼びかけ
STVニュース北海道
札幌市内では先週からシカの出没が相次いでいます。 7日朝も白石区内の駐車場などでシカが目撃されました。 10月はシカの繁殖時期のため行動範囲が広がるということで、道などが注意を呼びかけています。 あたりをうかがいながら道路を横断するシカ。 午前4時半ごろ、札幌市中央区南21条西9丁目付近でオスのシカ1頭が目撃されました。 このシカは、午前3時半ごろに中央区南2条西12丁目で目撃されていて、通報をうけた警察が見守りを続けましたが、その後、自衛隊の敷地に入ったということです。 また、午前6時半ごろには駐車場をうろつくシカの姿もー 白石区川下4条1丁目でオスのシカ1頭が目撃されました。 札幌では先週から市街地でシカの目撃が相次いでいます。 なぜ今月に入って急増したのでしょうか? (札幌市環境局 坂田一人環境共生課長)「10月、11月は繁殖期にあたる。オスはメスを探して大きな動きをみせる時期。(シカは)皆さんが考えているよりも遠い距離で警戒している。刺激せずに遠巻きに安全確保のために警察や市に連絡していただければ」 10月はシカが繁殖期に入り行動範囲が広がるということで、道などが注意を呼び掛けています。