田畑議員の選挙区支部長を認めず 次期衆院選の公認候補の選考に田畑議員が含まれるのかが今後の焦点に
富山テレビ放送
県連は選挙区支部長への選任を無期限で認めないとの方針を決めました。 今のままでは田畑議員は次の衆院選で自民党の公認が得られず、仮に出馬しても無所属での選挙戦を強いられることになります。 政治生命に関わる非常に重い対応といえます。 原則、選挙区支部長は党本部が決定します。 しかし、今回、県連は、自分たちの側から申し出ない限り、空席のままにしてほしいと申し入れ、党本部から了承を得ました。 通常、党本部にあるボールを県連が持つという異例の対応で事実上、次の衆院選富山1区の公認候補者選考がスタートした形です。 その候補者選考に田畑議員は含まれるのか、そこが今後の焦点です。 県連の宮本幹事長は「選考作業に田畑議員本人が俎上に載るかどうかが一番の問題」と話し、「そのためには、特に党員への説明責任を果たし理解を得ることが不可欠」との認識を示しています。 ある自民党関係者は「田畑議員が公認候補となるハードルは相当高い」と話します。 とはいえ、いつ解散総選挙が行われるかはわかりません。 党内では、「いつまでも選挙区支部長を空席にしておくべきではない」との見方が強く、今後、県連は田畑議員の活動を見極めつつ、予備選挙を行うのかなど、選考方法について議論を急ぐものとみられます。 なお、今回の決定について田畑議員にコメントを求めましたが、今のところ回答はありません。
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